【アニメ感想】交響詩篇エウレカセブン
今日は今までで最もどうでもいい話。
amazonのプライムビデオでアニメを観たのでせっかくだから感想でも書こうかなと。
プライム会員なら一部の作品は無料で視聴できるプライムビデオですが、結構便利ですよね。
ちょっと気になってるんだけどBDやDVDを購入して手元に置いておくほどではないっていう作品を気軽に観られるのが良いです。
今回観たのは 『交響詩篇エウレカセブン』です。
もう15年近く前の作品ですね。
主題歌は好きだけど(特に「sakura」)、作品自体は今まで観たことがありませんでした。
全50話だし、観ようって気が中々起きなかったんですよね。
愛は世界を救う……のか?
なんかそんな話でした。
別の言い方をするなら、少年と少女が出会ってなんやかんやあった挙句に世界を救う話、みたいな。
こういう書き方をするとえらく陳腐ですが、一昔前のアニメとかラノベとかによく見られた展開だと思います。
前半は、思春期真っ盛りのレントン君がエウレカと出会って一目惚れして、ゲッコーステイトっていうよくわからん組織に入って、思春期に特有の思慮の浅い行動で周りに迷惑をかけつつもたまに良い所も見せる、みたいな話。
後半は、レントンとエウレカが両思いになって、愛の力で世界を救う話。
世界を救うってのとは少しニュアンスが違うかもしれませんけど。
感想としては、丁寧に作ってあって好感持てるんだけど、2度も3度も見たいとは思わないかなという感じ。
前半は世界観の設定とか過去に起こった出来事とかの重要な話がほとんど語られることがないので、何が何やらという感じで進んでいく。キーワードだけ出てきて、伏線はいっぱい張られてるんだけど、中々回収されないので忘れちゃうというか。
もう少し上手く情報を小出しにしていけば感情移入しやすかったと思います。
あと、読解力がないだけかもしれないんですが、ゲッコーステイトがどういう組織で、何を目的に活動しているのかが伝わってこないので、何のために戦ってるのかもよくわからなかったです。
後半は家出してたレントン君が戻ってきてからの精神的な成長が著しくてちょっと嬉しくなりました。
そしてレントンへの気持ちを自覚してからのエウレカのでれでれっぷりがすごい。
自分で化粧しようとして失敗する話とか好きでした。
デューイとかホランドのあれこれとか、コーラリアンがどうこうとか、物理宇宙が崩壊とかなんとか、その辺のストーリー的に重要っぽい話は今いち頭に入ってこなくて、最終的にはレントンとエウレカが謎パワーでなんとかするんだろ?と思って観てました。
こういう、終わりに近づくにつれて話のスケールがでかくなっていく作品って、ラストは大抵雑というか、大雑把になるんですよね。
雑と言えば、アネモネの扱いもちょっと雑でしたね。終盤も終盤になって突然ドミニクのことが好きみたいな感じになるんですが、お前今までそんな素振り見せてたっけ?
ドミニク君はアネモネへの好意を隠そうともしてませんでしたけど、アネモネに関してはちょっと描写が足りないのではないかと思いました。
というわけで、まあ最後はハッピーエンドっぽくて良かったんじゃないですかね。
月にハートマークとレントン、エウレカの名前がでかでかと刻まれていたのは一体どういうことじゃい、と思いましたが。
ちょっと調べてみたら、最近劇場版が三部作で製作されたみたいですね。
3作目は今年公開予定だとか。
だからamazonで観れたのかな。
終わり
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